2022年12月9日金曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記⑦:いろいろ近況、『にわのすなば GARDEN SANDBOX』見てね!
2022年11月11日金曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記⑥:『Sobre las nubes』『Notas para una película』『1976』
2022年10月15日土曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記⑤:バルディビア映画祭、山﨑樹一郎『やまぶき』、カルラ・シモン『アルカラス』
サンティアゴからバスで10時間ほど南に行ったところにあるバルディビアという街の映画祭に参加している。きれいな川と深い緑、あとおいしい地ビールが有名な美しい街で、ここで住めたら素敵だろう。ビールはなにを頼めばよくわからないからおすすめをききつつかたっぱしから飲んでいるけど、どこでどれを飲んでもおいしい。バルディビア映画祭は今年で29年目で、それぞれの会場のスクリーンも大きく音もよく、プログラムも独自の視点で世界中の個性的な作品が集められている。オペレーションもスムーズでこういう映画祭が日本にも増えたらいいのに。
オープニングセレモニーでは、バレリア・サルミエントが人民連合時代に撮って以来失われたと思われていた『色とりどりの夢』(Un sueño como de colores)が上映されて感激した。サンティアゴのストリッパーを記録したこの映画は、冒頭のカラー映像やタイトル画面から華やかで、他の革命映画とは一線を画しており、彼女たちの窮状を訴えながらも誇らしい仕事として見事に映画にしている。
他にもメキシコのフェミニズム映画コレクティブの映画や、ラテンアメリカの短編映画コンペ、アルゼンチンのAna Poliakの特集など見ているけど、どれも水準の高い作品たちと確固とした視点の特集で、おもしろい。フェルナンド・ソラナスとも仕事をしてきたPoliakの『¡Que vivan los crotos!』は、鉄道が中心の美しいショットと証言の組み合わせがすばらしいドキュメンタリー。
2022年10月5日水曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記④ チリのサーカス、『空が赤い』
2022年9月24日土曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記③:サンティアゴの墓地、記憶・人権ミュージアム、クラブ
2022年9月14日水曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記②
2022年9月9日金曜日
うずうずチリ・サンティアゴ生活記 ①
ー2022年9月2日から2022年9月8日まで、その①ー
2022年1月11日火曜日
2021年の活動まとめ
【書いたもの】
・「証言映画としての『チリの闘い』――闘争の記憶を継承するために 」(映像学 106号)
・「破壊のあとの闘いーパトリシオ・グスマンとチリ映画史 」(『夢のアンデス』パンフレット)
・「孤独から現実を見つめる パトリシオ・グスマン監督インタビュー 」(キネマ旬報2021年10月下旬号)
・「映画からペルーを知る/ペルーから映画を知る」(キネマ旬報2021年12月上旬号 )
・「それでもふたりでいること――『死が訪れ、君の目をさらっていく』 」(ゆにここ プライド特集エッセイ)
・「歴史の再上映に立ち会う」(総合文化研究 (Trans-Cultural Studies) (24) )
【口頭発表したもの】
・「拡散する痕跡、収縮する記憶—チリにおける『記憶の場』の映画的表象をめぐって 」(第42回日本ラテンアメリカ学会定期大会)
・「『マタインディオス』トーク」(ペルー映画祭 2021年12月10日)
【字幕翻訳したもの】
・『アンデス、ふたりぼっち』
・『フロンテラ・アスール』(U-NEXTで配信中)
・『アンデスを織る女性たち』(U-NEXTで配信中)
・『オールド・タウン 憎しみの銃弾』(U-NEXTで配信中)
・『ロック・ボトム・ライザー』(イメージ・フォーラム・フェスティバル)
・『いのち播く女たち – 母たちの大地』(第8回グリーンイメージ国際環境映像祭 グリーンイメージ大賞)
【その他イベントなど】
・ぴあフィルムフェスティバルのセレクションメンバー(4回目)
・『ふゆうするさかいめ』トーク(住本尚子監督と、12月)
・スペイン語圏映画研究会sol@s(キノコヤにて)
2021年は査読論文を1つ出せたのと、パトリシオ・グスマン関係でいろいろと仕事をできたのがよかった。字幕もいくつかできた。一番がんばったのは黒川さんの映画。公開がとても楽しみ。2022年は留学準備と、それまでに論文を1つか2つは書きたい。